Zum Inhalt springen


アイタウンページについて考えてみる
アイタウンページで得をする


実は信頼関係を壊しかねないノベルティの実態

女性誌の付録を皮切りに付録メインの雑誌の登場で、ネットに移行しつつある読者を取り戻しているように感じます。雑誌の付録はずっと前からありましたが、今のように豪華になったのはお隣の国韓国の影響を強く受けているようです。韓国では以前から雑誌の付録は女性に人気の美顔器を付けたり、付録目当ての読者を呼び込むことに成功していました。ファッション業界でも韓国の影響は強く、日本とは切っても切れない関係性があります。しかし日本は昔からポイントカードの導入や、買い物客にお礼として何かを還元したいという気持ちが強い国で、それはファッション業界でも同じです。例えばある一定の金額を購入すれば、ノベルティと言ってそのブランドの未販売のグッズが貰えるといった特典がついてくることがあります。もしくは特定の商品を購入した場合に貰えるノベルティなどがあります。以前はノベルティを貰える金額が高く設定されていましたが、最近はその値段もファッション業界全体で引き下げられており、より多くの人がノベルティを手にできるような状況になっています。それでもお店側が用意した数がなくなればもらうことはできません。

このようにして、ファッション業界や化粧品業界のノベルティ市場は女性の関心を大きく引き寄せ売上にも貢献していますが、配布数が少ないノベルティはその後オークションにかけられ、本来は無料のはずのノベルティが商品以上の価値を持ってしまうことも少なくありません。以前友人が百貨店の中にも入っている化粧品ブランドのノベルティ制作を担当する部署で働いていたときの話しです。あるとき特定の商品を買ったお客様に非売品のノベルティを用意していました。その商品は発売前から美容雑誌に取り上げられること数回、美容ブロガーさんの間でも記事にして頂き予約分でノベルティの数はなくなってしまったのです。急遽追加で制作することになったのですが、先に商品を手にとった人の中でノベルティが良いと評判になり、その後すぐにオークションに出てしまう事態になったのです。

自社の商品が評判を受け評価されるのはうれしいことですが、この時ばかりは商品よりもノベルティにスポットが当たってしまい複雑な気分になったのを覚えています。近年は不景気の影響もあり、ノベルティをわざわざ作らないブランドも増えています。確かに何か特典をつけることで売上は伸びるでしょうが、その特典を何にするかでお客様への信頼にも関わってきますので実はとっても考えさせられる部署なのだと友人は語っていました。